SAPとは?経営管理を支えるERPに選ばれる理由 

1.SAPとは?

SAPとは、基幹システムのERPを開発・販売して提供するグローバル企業のSAP社を示します。
ドイツ本社のSAP SE社は50年以上にわたり、ERPを軸に企業の基幹システムを支援する汎用的なアプリケーションとプラットフォームを提供してきました。日本でも30年以上の実績があります。

SAP ERPとは、企業の継続的な成長を支える経営管理のシステム基盤です。
事業と会計を一体化し、経営者が正確な情報をもとに意思決定できる仕組みを提供し、
製品やサービスの「売上」から、それに伴う「コスト」を差し引いた「利益」を最大化するための経営判断をサポートします。

この第4世代として、アーキテクチャーをゼロから見直して開発されたのがSAP S/4HANAです。
S/4HANAとは、インメモリーデータベース技術を活用しており、リアルタイムでのデータ処理が可能で、これにより、迅速な意思決定を行うことができ、競争力を高めることができます。

2.なぜSAP ERPが選ばれるのか?

SAP ERPは、販売・購買・生産などの業務から会計まで、全社的な統合データベースにより、企業のヒト・モノ・カネをリアルタイムに一元管理します。
これにより、企業活動におけるあらゆる業務データを収集し、即座に分析することが可能です。
例えば、会計伝票に紐づく情報をドリルダウンで追跡し、
調達 → 生産ラインへの払い出し → 生産 → 完成品をプラントから出荷先に移動、といった流れに紐づく会計仕訳を確認できます。
これにより、問題の発生源を迅速に特定し、的確な経営判断が可能になります。
また、現場では「会計はどうなっているのか」「与信は足りているのか」といった情報をリアルタイムで確認できます。

加えて、グローバルな事業運営をサポートします。
25の業種・37の多言語、45のローカライズ(各国の通貨/税制/法制度に対応)で提供され、世界の商取引の87%に関与しており、事実上世界標準のERPです。

なお、企業規模を問わずに採用されており、中堅企業向けの導入方法論やパートナー体制が整備されていることから、顧客の約80%は中堅企業です。

経営管理を支えるERP

3.SAP ERPの特徴とは?

    ✓ 経営層の見たい情報は、現場からのインプットにより集められ、リアルタイムに見ることができます。
    ✓ 将来のビジネス環境の変化に対しても、迅速かつ柔軟に対応できるシステム基盤を構築できます。
    ✓ 数万を超える業務プロセス(ビジネスプロセス)をパッケージに内包し、スイッチのオン・オフで選択できるため、効率的に構築できます。
    ✓ パラメーター設定により、業務プロセス変更時に、システム内容を複雑化することなく柔軟に変更できます。
    ✓ グローバル展開含めたグループ企業戦略成長に合わせて、新規会社設立時のシステムを柔軟かつ容易に拡張できます。

4.SAP ERPの導入プロセスとは?

SAP ERPの導入は、専門のコンサルタントと共に進めることが一般的です。
クレスコイーソリューションは、SAPセールスパートナーとして、グランドデザイン(構想策定)、導入コンサルティング、開発、運用保守までトータルサービスを提供しています。
ERPの安定稼働と運用だけでなく、企業が変化する環境に対応し、経営の変革を実現するための「攻めのIT」と「DX」を実現するプラットフォームとしてのERPを構築します。
また、グローバルビジネスを支援するため、世界各国のパートナーが参加するネットワーク United VARs に加盟しています。
中堅中小企業のお客様がERPをグローバル展開する際に、加盟している現地のパートナーと連携してワンストップでサポートします。


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