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内容
ERP導入プロジェクトによくある課題
SAP S/4HANAを中心とした業務システム構想策定において多くの企業では、経営視点で目標が設定されますが、プロジェクトの実行では実業務を担っている業務部門主導になることも少なくありません。
先ず、システム導入を行う前に、グランドデザインを実施して、ERP刷新の目的や業務のある姿から未来像を描き、
システム構想を関係者間で合意するところからスタートする必要があります。
SAP S/4HANAグランドデザイン(構想策定支援)サービス
さまざまな環境の変化への対応と、未来にむけた経営の変革のために「攻めのIT」「DX」が求められており、業務の生産性および正確性の向上と、新たな成長軌道に乗せることが重要となっています。
SAP S/4HANAグランドデザイン(構想策定)サービスは、経営層と業務部門のイメージする“ありたい姿”の共通化や本質的なニーズの発見を促し、その企業にとって本当に必要な業務システムの構想策定を行います。
1未来像作成(何のためにやるか?/何をやるのか?)
システムだけではなく、業務、働き方など含めた、 “ありたい姿”を描き、プロジェクトの意義、目的を明らかにします。
システム導入や移行するシステムはそもそも何のため?など、本質的な課題の発見や目的意識を整理し、具体的な将来像を描きます。
2関係者を集めたセッションを通じ、共通のゴールとなる未来像を共有
各部門の “思い”や“考え”を、セッションを通して共有していくことで、各部門の壁を越えて、共通の合意形成がなされた“会社のありたい姿”や“プロジェクトのゴール”を定義します。
ゴールへ到達した時に、どんな良い変化が起こるのか。お客様の為、会社の為であり、又同僚や自分の為のプロジェクトであることを共有することで、後のスムーズなプロジェクト運営を実現します。
3システム構想策定(どう実現するか?)
描いた未来像を実現するために必要な、システム構想への落とし込みを行います。
直近のプロジェクトのスコープだけではなく、システム全体構成や中期的な計画を立て、描いた未来像実現のためのロードマップを作成します。
SAP S/4HANA活用のゴール設定と実現までのロードマップ作成など
ありたい未来を導くグランドデザインに関する資料をダウンロードして頂けます。
サービス工程
未来像作成からシステム構想策定まで、最短3ヶ月でご提供します。
各セッションの実施については、対面形式の他、リモート形式での対応も可能です。
※PoCについて、「SAP S/4HANA Cloud, public edition」を利用し、標準プロセスを用いて業務シナリオの検証を行うことが可能です。
SAP ERPからSAP S/4HANA化に向けた
グランドデザインサービスの進め方
DXのプラットフォームとしてのSAP S/4HANA化を実現し、本当に必要なデジタルコアを構想策定することによりプロジェクトを成功に導きます。
SAP ERPからSAP S/4HANA化に向けたグランドデザインサービスでは、「未来像作成」と「SAP S/4HANA活用に向けたロードマップ作成」を実施します。
未来像の目的
SAP S/4HANAを今後どう活用していくべきかを部門横断でご検討いただきます。
“デザイン思考”のプロセスを通し、機能改善にとどまらない、 10年後の未来像を描きます。
SAP S/4HANA活用ロードマップの目的
SAP S/4HANAリビルド(グリーンフィールド)か、マイグレーション(ブラウンフィールド)かの判断材料、SAP S/4HANA化プロジェクトのインプットとして、未来像(SAP利活用イメージ)実現の道筋とプロジェクト方針を作成します。
ロードマップでは、「未来像実現のロードマップ」に加え、予算化のインプットとなる「費用感」や、「課題と解決策の方向性」についても取り扱います。
解決策の実現方法については、未来像を軸に、SAP S/4HANA化プロジェクトの中で取り扱うべきか、稼働後の追加機能実装の中で取り扱うべきかにも触れ、プロジェクトスコープの検討材料にしていただくことが可能です。
SAP S/4HANA活用のゴール設定と実現までのロードマップ作成など
ありたい未来を導くグランドデザインに関する資料をダウンロードして頂けます。
方針検討のためのグランドデザインサービスのみのご支援も可能ですが、その先についてもお任せください。
ご検討の一歩としてのPanayaアセスメントサービス、SAP S/4HANA移行サービスMOAなど、お客様のご希望に沿ってご支援します。