INTRODUCTION

ご存知ですか?

SAP S/4HANAバージョンアップ検討におけるキーポイントの一つとなるSAP S/4HANAの保守期間について、2022年10月にSAP社からSAP S/4HANA 2023のリリース計画に伴う新たな方針が発表されました。

SAP S/4HANA 1709,1809,1909リリースの延長保守サービス

SAP S/4HANA 1709,1809,1909については、2025年末までの延長保守オプションが提供されます。
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■オンプレミスの場合

⚪︎SAP S/4HANA Enterprise Management SKUのDBを除く保守ベースに対して+4%の保守料率 / 保守料金を追加することで延長保守を選択可能。

⚪︎延長保守オプションは必須ではない。加入しない場合は、保守サービス範囲に制約のあるカスタマー・スペシフィック・メンテナンスで継続して運用。

カスタマー・スペシフィック・メンテナンスに関する詳細はSAP Note 52505を参照ください。
 (SAP Support Portalへのログインが必要)

■クラウド(RISE with SAP、およびその他のSAP S/4HANAクラウド製品)の場合

⚪︎追加料金なしで自動で延長保守が提供。

SAP S/4HANA 2023以降のリリースサイクルと
保守期間の変更について

⚪︎リリースサイクルは、1年から2年ごとに変更。

⚪︎各リリースのメインストリーム・メンテナンス(標準保守)期間は、5年から7年に変更。

⚪︎Feature Packageは、リリース最初の2年間にて4半期から半年ごとに変更、3回リリース。それ以降の新機能の提供は次期バージョンである2025で提供。

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