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内容
SAP Best Practiceで短期導入と安定稼動を実現
中堅・成長企業向け SAP S/4HANA 短期導入サービスRESTA( レスタ)は、SAP社ERPのSAP S/4HANAを、SAP Best Practiceを利用して業務をシステムに合わせる考えのFit to Standardにより導入します。
SAP Best Practiceは、SAP社がERPの提供開始以来、35年以上に渡って蓄積してきた業務知識をもとに作成された膨大な数の業務プロセス設定が標準テンプレートで用意されており、全世界の多くの企業で使用実績があります。
この標準テンプレートを組み合わせることで、お客様毎の業務フローを短期間で構築していくことが可能となります。
また、SAP Best Practiceによって多くの業務フローが標準機能でカバーされることで、追加開発の発生も必要最低限に抑えられ、プロジェクトでの開発期間短縮やコストセーブを実現できるだけでなく、追加開発が少ないことで稼働後のパッチ適用やバージョンアップにおける影響範囲も狭まり、安心してシステム利用していくことが可能となります。
RESTAは「実績」が豊富なテンプレートの活用と約26年間に渡り SAPシステム専業で培った弊社知見でSAP S/4HANAを導入するサービスです。これらは、「確実」な短期導入と早期「安定」稼動につながり、低コストによる導入を実現します。
また、SAP S/4HANA、SAPソリューションの導入だけでなく、SAPシステムをより使いやすくするためのサービス/製品をご提供していることも弊社の特長です。SAP S/4HANAに取り込まずに残した周辺システムとの連携ソリューション等で、お客様のSAP S/4HANAを含めた全体システムを構築します。
要件定義を重視したSAP S/4HANA導入スケジュール
Q:どうして要件定義を重要視しているか?
A:システム要件の認識の違いは、導入プロジェクトの後工程に大きな影響を与えます。
たとえば業務ご担当者が実際の機能を確認するテストフェーズになった時に要件の認識違いに気付き対応が必要となった場合は、対応手段が限られてしまいます。
弊社では、要件定義をしっかりと行うことが計画的な導入と安定稼動への第一歩と考えます。
要件定義の早い段階で実際の画面や業務オペレーションのイメージを業務ご担当者にご確認頂き、認識を一致させた上で導入します。
合意形成セッション
要件定義に入る前に、プロジェクトの目的や方針を、経営層、IT部門、業務部門をまたいで浸透させるためのセッション実施をご提案しています。企業が進化できる、デジタル・トランスフォーメーションの実現に有効な基盤でもある「SAP S/4HANAの価値」を十分に得るために、ステークホルダー(多様な利害関係者)を巻き込み、価値観を共有することが重要です。
【合意形成セッション例】
目的 |
SAP S/4HANA導入の目的・方針を共有し、プロジェクト関係者の意識統一を図る |
内容 |
デザイン思考(デザインシンキング)のエッセンスを取り込んだワークショップ形式のセッションを通じ、 目指すべき基幹システムおよび業務イメージの擦り合わせ、プロジェクトチームビルディングを行う。 |
アウトプット |
基幹システムと業務構想ポスター |
得られるもの |
・セッションに各部門のキーマンが参加することで、全体のコンセンサスをとる。 [ポイント] 理解より共感。自分達で決めた方針という意識が方針へのロイヤルティを高める。
・ポスターとしてビジュアル化することで、プロジェクトの拠り所となる価値観を共有する。 [ポイント] 部門間の利害対立、トレードオフ事項発生時の判断基準となる。
・システム変更後の業務を提示し、プロジェクト方針に対する共感を得る。 [ポイント]システムをどう変えるかではなく、その結果業務がどう変わるか。
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SAP S/4HANA導入サービス RESTAの業務対応範囲
RESTAがカバーする業務対象モジュールは、生産管理(PP)/ プロジェクト管理(PS)/ 販売管理(SD)/ 在庫・購買管理(MM)/ 財務会計(FI)/ 管理会計(CO)です。
SAP S/4HANA導入サービス RESTAの対象機能とオプション
SAP S/4HANA化のグランドデザインを支援
業務システム構想策定にあたって多くの企業では、デジタル活用によるイノベーションを支える基盤、経営の見える化による意思決定のスピードアップ、業務標準化による業務効率向上と内部統制の強化といった経営視点での目標が設定されますが、プロジェクトの実行では実業務を担っている業務部門が主導となることも少なくありません。
そこで、
SAP S/4HANAグランドデザインサービスでは、デザイン思考を活用して、経営層と業務部門のイメージする“ありたい姿”の共通化や本質的なニーズの発見を促し、その企業にとって本当に必要な業務システムの構想策定をご支援します。
クレスコ・イー・ソリューションは、働き方のニューノーマル時代においても、デザインプロセスを強力に推進し、お客様のDX、イノベーションの実現を強力に後押しします。
- ︎未来像(これからの会社のありたい姿)を描き、プロジェクトのゴール設定を明確にします。
- DX基盤として導入または移行するSAP S/4HANA化はそもそも何のため? 本質的な課題を発見し、目的意識を整理します。
- ︎経営層・業務部門・情報システム部門などの複数部門合同でのデザイン思考セッションによって、関係者間のスムーズな合意形成を実現します。
- ︎ベンダー選定に向けて最高の提案を引き出すRFP作成をご支援します。
※PoCについて、「SAP S/4HANA Cloud, public edition」を利用し、標準プロセスを用いて業務シナリオの検証を行うことが可能です。
SAP S/4HANA グランドデザインサービスは、ビッグピクチャー策定支援からシステム企画まで、最短3ヶ月で提供するサービスです。
参加者が一ヶ所に集合して対面形式で開催する通常のデザイン思考セッションの他、ビデオ会議システムとオンラインコラボレーションツールを活用したリモート開催も可能です。
SAP S/4HANA導入に関するお役立ち資料や事例資料を、まとめてダウンロードできます。