情報発信
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こんにちは、ヒューマンセントリックデザインセンター(HCD)の方です。
弊社のホームページとFacebookをご覧になったかもしれませんが、2018年11月20日(火)、21日(水)、22日(木)に弊社がスタンフォード大学d.schoolの講師を日本に招き、デザイン思考(デザインシンキング)イベントを3日間開催いたしました。
イベントは盛況で、お客様から大好評をいただきました。
今回の記事では、「イベント開催の想い」、「お客様の感想」と「今後のプラン」を皆さんへお話させてください。
テクノロジーとビジネスの変化が激しい時代の中で、どのように生き抜いていくか、いま日本の企業だけではなく、世界中の企業が持っている課題です。
この課題に対し、私達が何かサポートできるのではないかと思い、2017年から研究、調査を行い、2018年4月に弊社が20年経験を蓄積してきたSAP製品・ソリューションサービスエリアと少し離れた、デザイン思考サービスを提供するために、ヒューマンセントリックデザインセンター(略:HCD)を設立しました。
弊社のデザイン思考サービスは、日本のお客様と一緒に継続的に問題解決をチャレンジしていきながら、グローバル最先端の研究情報・トレンドと視野をお客様の文化、事業、組織、社員にも取り入れるものです。
来日頂いた講師は、今までスタンフォード大学だけではなく、アメリカとヨーロッパのビジネススクールでも、多くのデザイン思考ワークショップを実施しています。
シリコンバレーの大手企業やスタートアップ企業とも組んで、組織生産性向上、社員創造力育成のプログラムも行っています。
講師が持っている豊富な知識と様々な国で得た経験・視点を、どのようなテーマ、どのような形で、日本のお客様に伝えるか、一方、いま日本のお客様がどのようなビジネス課題を持っているか、どのような情報が知りたいか、これらの内容は今回のイベントで、最も工夫、検討し、アジェンダに取り入れたポイントです。
イベント参加者の方々が有益な情報を吸収しながら、デザイン思考の良さをよりよく理解・体験し、デザイン思考を自身の会社にどのように取り込むべきか、自身の組織のどの課題に適用できるかなど、より明確になったと思います。
イベント後、お客様から「デザイン思考の基礎内容が勉強になった、理解できた」との評価以外に、「イノベーションを起こすために、最も重要なのは失敗を恐れないマインドセットだ」、「人間中心に考えるため、相手の視点に立って、多様な意見を一旦受け入れることが大事」、「お互いの信頼関係を構築することが重要、どんな発言も自由にできることが理想」、「発想フェーズではアイデアの質よりも量」、「否定ばかりでは限られたアイデアになってしまう」、「ローコストで早い時期にプロトタイプを作ることが重要」などかなりインサイトに富んだ感想を頂きました。
一方で、「1日では足りない、少なくとも2日間連続のワークショップが必要」、「ワークのスピードが速く、ついていくのに精一杯だったが、これがデザイン思考に必要なものだと認識した」との感想も頂きました。
次回イベントの予定はまだ決まっていませんが、お客様からのフィードバックを踏まえて、お客様の文化、事業、組織、社員へ、デザイン思考をより具体的に活用することができる内容へと充実させ、2日間連続フルサイクルのデザイン思考体験ワークショップを企画しようと思っています。
この記事をご覧になる方がもし次回のイベントについて知りたいテーマがございましたら、デザイン思考サービス「Business Design」についてお気軽にお問い合わせください。