外部起動でSAPの必要なデータが取り出せる
SAP ERPデータ取得ツール
OVERVIEW概要
- SAP ERP、SAP S/4HANAのデータを簡単、高速に取り出せる
- 差分抽出も可能
- CSVやXMLへデータ自動変換(拡張パック)
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「ConnectPlusEt」 は、SAP ERPリポジトリテーブル・SAP ERPクエリ処理結果・SAP S/4HANA のCDS Viewに関して、特定のデータを外部起動でバッチ取得するツールです。
「ConnectPlus」がERPへの外部からの伝票登録や、マスターデータ交換などの業務トランザクション単位の連携用であるのに対し、「ConnectPlusEt」はERPのDBから特定のデータを定期的に抜き出すような処理をサポートするETLツールです。SAP システム特有のテーブル構造やデータコードなどを意識せずに画面設定だけで外部ファイルに取り出すことができます。
ConnectPlusEtバージョン3.0よりCDS Viewに対応しました。
SAP S/4HANAにおけるデータ参照で利用できるCDS Viewは、トランザクションとマスタデータテーブルの参照機能です。
SAP S/4HANAにはCDS Viewを使用した多数の標準定義が実装されており、ユーザによる拡張開発を行うことができます。
ConnectPlusEtのCDS View対応機能により、SAP HANAによって享受される高速データアクセスの恩恵を阻害することなく、データ抽出を行うことが可能です。ERPとはSAP標準のプログラム間通信プロトコルRFCを使用して接続します。
アドオンコーディングせずにSAPデータをバッチ的に抜き出し、外部で活用できます。スケジュール起動の他、APIを利用した外部プログラムからの起動も可能です。
また、CDS View対応機能のためにConnectPlusEt内部処理ロジックを全面的に見直したことで、データ抽出から外部ファイル出力までにかかる処理性能が従来製品の最大4倍(弊社調べ)になりました。
これにより、SAP S/4HANAから外部システムへのデータ連携をより高速に行うことが可能です。 -
従来製品(ConnectPlusEtバージョン2.1以下)の取り扱いについて
ConnectPlusEtバージョン3.0の発売開始後は、従来製品(ConnectPlusEtバージョン2.1以下)の販売は終了とさせていただきます。
ご利用中の従来製品の保守サービスはこれまで通り継続させていただく予定のため、引き続き安心してご活用いただけます。
なお、従来製品をご利用中のお客様がバージョン3.0へのお切り替えを検討される場合は、弊社の営業担当か、お知らせしている製品サポート窓口までお問合せください。
オプション機能
【差分抽出】
前回抽出以降に追加、または変更されたデータのみを抽出する機能です。
伝票番号等のシーケンス項目・日付・時刻を利用して、差分データを抽出します。また、SAP標準の変更履歴テーブルCDHDR(変更文書ヘッダ)とCDPOS(変更文書明細)を利用して、差分データを抽出します。
なお、SAPシステム時刻を基準として、各国タイムゾーンに合わせた抽出も可能です。
ConnectPlusEt本体機能のデータ項目条件による抽出と比べ、より短いサイクルでの厳格な差分管理にご利用いただけます。
特徴
- 1)SAPシステムのデータをアドオン開発なしで抽出
SAP S/4HANAのCDS Viewにも対応 - 2)GUI操作で簡単設定
- 3)データ抽出に特化した低価格を実現
活用イメージ
3機能を搭載
(1)SAP ERPリポジトリテーブル抽出:
SAP ERP・SAP S/4HANAのリポジトリテーブル名を外部から指定してSAP DBテーブルを直接読み込み外部システムに渡す機能
(2)SAP ERPクエリ処理結果抽出:
SAP ERP・SAP S/4HANAのクエリを外部から実行して画面表示結果と同じデータを外部システムに渡す機能
(3)SAP S/4HANA のCDS View抽出:
SAP S/4HANAのCDS View名を外部から指定してCDS Viewを読み込み外部システムに渡す機能
拡張パック
SAPから抽出したデータを、後続処理で自動変換するトランスレータをセットに!
構造変換、データ編集、SAPシステム以外のデータと融合(マージ)、DB書き込みなどノンプログラミングでのデータ加工処理の幅が広がります。
DEMO実機デモ
BIツール連携 財務諸表データ取得(SAP クエリ 結果データ)
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SAP ERPで事前に設定済みの財務諸表SAP クエリを、ConnectPlusEtから実行し、 取得したデータをBIツール(Dr.SumEA)に引き渡し、集計結果を表示します。
在庫一覧データ取得(SAP テーブル データ)
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SAP ERPのリポジトリテーブルを連結した在庫一覧ビューテーブルを、ConnectPlusEtを実行し、 CSVファイルとして取得し、Excelで表示します。
OPERATING動作環境
対応OS
- Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Datacenter (x86版、x64版)
- Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter (x64版)
- Windows Server 2012 Essentials/Standard/Datacenter (x64版)
- Windows Server 2012 R2 Essentials/Standard/Datacenter (x64版)
- Windows Server 2016 Standard/Enterprise/Datacenter (x64版)
- Red Hat Enterprise Linux AS 4.0 (x86, x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux ES 4.0 (x86, x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 5.5+ (x86, x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 6.x (x86, x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux Server 7.x (x86_64)
- CentOS 6.x (x86, x86_64)
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JDK(Java VM)
- 1.8
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対応SAP®
- SAP® R/3® 4.6C〜SAP® S/4HANA
(Unicode版含む)
* SAP® R/3® 4.6C以前についてはお問い合わせください。
- SAP® R/3® 4.6C〜SAP® S/4HANA
EVALUATION評価版
評価版のご利用について
対象製品
前提
ただし、下記3製品のご評価及びご試用は「SAPアダプタ トライアルパック」サービス(以下、本サービスといいます)のご利用を前提としています。
- ConnectPlusGT
- ConnectPlus
- ConnectPlusEtXP(拡張パック)
* ConnectPlusEtおよびezFrontは無償評価版のCDを用意しています。
期間
貸出期間は1ヵ月となっています。
評価版の有償化に至った経緯
以前は、製品の評価版をお申し込みいただいたお客様には無償にて提供しておりましたが、
・SAP側の設定がわからなかった
・ツールの使い方を習得する時間が取れなかった など…
の理由によりご評価いただけないケースがあり、効果的なご利用の促進を目指して評価版には初期基本サービスとして本サービスを有償にて付帯することにいたしました。
DBアダプタ
- SQL Server 2005, 2008, 2008 R2, 2012
- Oracle 11g, 11g R2
対応SAP®
- SAP® R/3® 4.6C〜SAP® S/4HANA(Unicode版含む)
SAPアダプタ トライアルパック
SAPアダプタ トライアルパックとは?
クレスコ・イー・ソリューションは、SAPシステムと社内外のシステムとの連携構築を専門にサービスを提供しております。
ERPへの外付けサブシステムを新規構築する前に、プロトタイプでの機能確認や導入効果の評価をしたいというような場合、あるいは連携ツール自体の機能評価を行う場合、弊社のSAPアダプタ評価版を貸し出しいたします。
評価版ライセンスのご利用には、「SAPアダプタ トライアルパック」のお申し込みが前提となります。
ERP側のインタフェース調査や接続開発に係わる工数をカットし、サブシステムの評価に注力できるよう、オンサイトサポートを付帯いたします。
期間
貸出期間は1ヵ月となっています。
購入時の扱い
本サービスのご利用後、正式ライセンスをご購入いただく場合には、同額の相殺値引きをいたします。
トライアルパックおよび評価版CDのお申し込みはこちら
ConnectPlus / ConnectPlusGT / ConnectPlusEt / ezFront
INTRODUCTION製品導入サービス
製品導入サービス
当社SAP専用アダプタ製品、および取り扱いソフトウェアの導入に係るサービスは、下記の内容となっております。ライセンス購入のみや、インストールから本稼働立会までフルサポートなど、ご要望に沿ったサービスをご選択いただけます。
インストール
当社製品のSAPアダプタ他、ご使用いただく弊社取り扱いソフトウェアの、ご指定マシンへのインストール及びセットアップ(初期設定)と、初期設定状況およびソフトウェア取り扱い方法の説明を行います。
トレーニング
導入製品の使用方法をSAP側の設定も含めて解説します。
●製品トレーニング
当社製品を初めて使う方のためのコースです。
製品機能概要からERP連携実装の方法まで解説し、実機で基本的な開発ツールの操作方法を習得していただくことを目的としています。
基本的にすべてオンサイト実施です。
タイトル | 期間 | 受講料 |
---|---|---|
ContactPlusGTコース | 2日 | 400,000円 |
ContactPlusコース | 1日 | 200,000円 |
ContactPlusEtコース | 半日 | 75,000円 |
●カスタマイズドトレーニング
ご要望に合わせた内容、日数でのトレーニングをアレンジします。
例)ContactPlusGTコース+実要件でのSAP側設定とフロー定義の実習 2日間
* 当社にてカバーできないご要望もあります。予めご了承ください。
導入サービス
●接続設計
SAP®標準機能活用を前提とし、アドオン開発を避けたシステム間接続設計を行います。
●実装
接続に必要なデータ交換(メッセージ)の為の入出力設定、フォーマット変換定義、データフロージョブ定義などを実装し、接続確認します。
新規サブシステム開発を同時にご依頼いただいている場合は、サブシステム連動でのテストを行います。
開発・テストマシン上でのテストデータによる接続要件確認までが実装サービスに含まれます。
全接続要件対応ではなく、部分委託も可能です。
●フォローアップ
ご要望により、統合テスト、移行、本稼働調整など、単体UP後のプロジェクト作業をサポートします。
* 当社製品の導入サービス以外にも、ERP連携のサポートやサブシステム構築をサポートさせていただきます。
導入スケジュール例
プロジェクト範囲の確定 | SAP®使用トランザクション 周辺システムの特定 オプション要件 特殊業務要件 |
---|---|
メッセージフロー設計 | 各トランザクション毎に項目単位で仕様決定 導入詳細 スケジュール作成 |
追加開発 | 標準外機能に対応する開発作業 |
開発機インストール | メッセージマッピング作業と実マップ作成 |
SAP®接続設定 ハードウェア設置 |
機能仕様に基づくSAP®側カスタマイズおよびSAP®内メッセージ単体テスト |
テストデータによる接続確認 本番機インストール |
周辺システムとの接続設定およびSAP®周辺システム折り返しテスト |
業務用件確認 | SAP®開発機と周辺システムの全シナリオ 確認テスト(総合テスト) 運用設計 |
運用テスト | 取引先との接続テスト 障害ケースと復旧手順確認 ストレステスト |
移行作業及び スキルトランスファー |
アドオン、マスタなどの移送 SAP®本番機への接続変更と実機テスト |
DOWNLOAD資料ダウンロード
パンフレット、製品詳細資料、導入事例など
各種資料をダウンロードいただけます。
SEMINAR関連セミナー
開催日時 | 会場 | タイトル |
---|---|---|
2021年05月20日(木) 15:30~17:00 |
インターネット上でのWebセミナーのためご来場は不要です | 5月20日(木)「ConnectPlusEt」個別オンラインセミナー |
2021年05月06日(木) 15:30~17:00 |
インターネット上でのWebセミナーのためご来場は不要です | 5月6日(木)「ConnectPlusEt」個別オンラインセミナー |
2021年04月15日(木) 15:30~17:00 |
インターネット上でのWebセミナーのためご来場は不要です | 4月15日(木)「ConnectPlusEt」個別オンラインセミナー |