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デザインシンキング「第1回ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市展示会」出展レポート(Part 2)

皆さん、こんにちは、シリコンバレーのITやデザインシンキングについて情報発信している、ヒューマンセントリックデザインセンター(HCD)の方です。

先月(2020年2月)の5日と6日の2日間で、弊社は掲題の「第1回ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市展示会」へ出展しましたので、出展のレポートを2回に渡って共有したいと思います。

弊社クレスコ・イー・ソリューションとSAPジャパン社との共同出展で、出展したテーマは下記の4つとなります。

①ResorTech 実証実験
②Sports & Entertainment
③イノベーションコミュニティとのコラボ
④人材育成

前回の出展レポート(Part1)でテーマの①②③についてご紹介したので、今回のPart2では、テーマ④弊社が一番注力した琉球大学との人材育成、デザインシンキングの活用について、具体的にお話させてください。

デザインシンキングは大きく、マインドセットとプロセスの2つがあります。
弊社は2019年の5月から、2020年の1月に渡り、琉球大学国際地域創造学部平野典男先生のゼミを受講している3年生と4年生の学生達に対し、10回のデザインシンキングワークショップの支援をしました。
東京の大手企業と沖縄ローカル企業数十社にも参加頂きました。
通常の授業と異なり、ワークショップ毎に企業側が持っている真の課題をテーマに、所属する企業のメンバーや外部の企業の方々にもワークショップに参加頂きました。
デザインシンキングプロセスの学びだけではなく、学生達のマインドセットが大きく変わったところは一番の大きな成果だと感じました。

デザインシンキングのマインドセットは、幾つか特徴があります。

①「人間・ユーザー中心」 誰のために問題を解決するのかを忘れず、常に意識する。
②「失敗を恐れず」 何度失敗しても、凹まず諦めず、更に失敗から学ぶ。勿論これは「心理的な安全性」を保つ前提が必要。
第2回d.school講師デザインシンキングイベント開催報告に「心理的安全性」の重要性について記載
③「共感」 相手の感情、嬉しいこと、悲しいこと、モチベーション、ペインポイントへの感情移入。
④「否定と偏見を100%捨てて、曖昧性を愉しむ」 メンバーの意見をまず受け入れてみる、不確定な状態で先に進む、すべての判断を後回しにするオープンな気持ち。
⑤「非線形の進み方」 最初から直線のように、真っすぐに正解を求めるではなく、途中からも、最後のフェーズでも、うまく行かなかった時、何時でも最初に、前フェーズに戻れ、他の可能性をトライできる。

とても印象深かったのは、初めて学生達と会った時の、デザインシンキングワークショップの様子です。
基礎の説明が終わり、フリーディスカッションと発想のワークに入りました。
「皆さんこの課題に対してどう思いますか、思い付いたアイデアを共有しましょう」と言ったら、全員が暫く黙っていました。
「何でも良くて、ただ単の感想でも、疑問でも良い」と言ったら、学生の1人が私の目と反応を見ながら、自分のアイデアを少し共有しました。
学生の皆さんはアイデアを持っていなかったわけではなく、実際にはあまり自信がなく、「間違えたらどうすれば良いの?」「やっぱり恥ずかしい」「間違えるなら最初から意見を言わないほうが良い」と思ったようです。
この話は、3、4回のデザインシンキングワークショップを通して、仲良くなった後に、学生達が教えてくれました。
驚きながら、気づいたのはやっぱり普段、学生が受けた授業は一方的な勉強が多く、試験で正解を選ぶことができ、最後に論本を書くことができれば良く、デザインシンキングのマインドセットと進み方に慣れていなかったことです。

マインドセットを変えればよい、という論理的な説明はとても簡単だと思います。
聞き手もすぐ理解できます。
ただ、実際には、マインドセットに変化が起こるまでに時間がかかります。
変化が起こることに対して最初から信念を持つのはかなり重要なことです。

毎回のワークショップでは、原則とルールを守った上で、具体的な行動から変えます。
その毎回の行動がマインドセットに変化をもたらしてくれると思います。

今年2020年の春、4年生達が卒業になりました。
2020年1月は卒業する前の最後のデザインシンキングワークショップでした。
ワークショップの最後は、学生の代表達が自分自身から感じた成長を発表しました。
これから皆さんが社会人として、今後の職場、生活の場で、デザインシンキングのマインドを持ちながら、身につけたスキルを活かして、それぞれの業界でリーダーとして活躍する姿を楽しみにしております!

話は変わりますが、弊社は、2020年3月5日開催のSAP Partner Summit Day 2020で、デザインシンキング(Design Thinking)を活用した沖縄地域、琉球大学人材育成の貢献で、特別賞を受賞いたしました。
一緒に携わってくれたSAPジャパン社Inspired.Labの方々、このチャンスを生み出してくれた東海理化社の方々、琉球大学の先生と学生の方々、ワークショップに参加頂いた企業の方々にも、とても感謝しております。
皆さんのお陰で受賞ができました。
受賞したことよりもっと嬉しかったのは、デザインシンキングが本当に学生達の成長に役立ち、地域貢献できたことです。
2020年は、デザインシンキングの活用によって、より様々な方々と一緒に大きい成功を目指していきたいと思います。

SAP AWARD OF EXCELLENCE 2020 特別賞 授賞理由:
デザインシンキングを活用し、沖縄県の社会課題を解決するプロジェクトに おいて、イノベーティブ次世代人材の育成や業種・組織規模の壁を越えたコミュニティ作り、 沖縄県との産学連携の推進について高く評価頂きました。

デザインシンキングサービスと毎月のスペシャルコンテンツについて、フィードバック、感想、もっと知りたいトピックなどございましたら、ぜひお気軽に弊社HCD宛て「hcd@cresco-es.co.jp」にご連絡をお願いいたします。

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